3月5日、地元小学校での、プログラミング授業のお手伝いをしてきました。
3年生~6年生までのプログラミング授業に続き、今学期最後の1~2年生の授業です。
2年生は、体育&プログラミング。
運動場に配置されたカラーコーンを道筋として、スタートからゴールにたどり着くには、どのように進めば良いのかを考えます。
途中のコーンには、体つくり運動のポイントがあり
・スクワット10回
・バランス15秒
・縄跳び20回
・ボールつき20回
などのタスクが用意されています。
自分たちがつけたいチカラを意識して、タスクを2つ選び
それらを通って、ゴールへ向かう…というミッションでした。
どのポイントを選ぶか
どのコースをまわるか
それには、どうプログラミングすれば良いか
グループで話し合いながら決めました。
すべてが決まれば、実践です。
自分たちが考えたプログラム通り、体を動かして、ゴールへと向かいます。
無事、ゴールにたどり着いたチーム。コースアウトしてしまうことに気づいて、プログラムを練り直すチーム。縄跳びをしている間にどっちを向いていたか、わからなくなってしまったチームなどもありましたが、無事、全チームがゴールにたどり着きました。
子ども達には、「ゴールへの道筋は幾通りもある」「違っていればやりなおせばいい」「より良い方法はないかを考える」そんな事に気づいてもらえれば嬉しいなと思います。
頭も体も使う、運動場でのプログラミング授業でした。
1年生の授業は、「コンピュータの絵を動かそう」
「プログラミン」を使って、コンピュータに「しれい」を出し、「しれい」通りに絵が動くことを楽しむ授業です。
まずは、アンプラグドプラグラミング。
先生がつくった、「ミギーン」や「ヒダリーン」「ジャンピン」などの「しれい」通りにみんなで体を動かします。
ちょっと複雑な「しれい」も、みんな上手にクリアしました。
そしてお待ちかねのパソコンを使ったプログラミング。
マウスのドラッグの方法は、初めてのお子さんが多いので、先生が丁寧に説明してくださいます。
説明を聞き終わったら、みんなでプログラミングにチャレンジです。
「繰り返し」処理の「ズットン」や、大きさがかわる「スケールン」が人気でした。
できあがったら、他のお友達と、お互いに作品を見せ合いっこ。
自分では気づかなかった、面白い表現があると
「すごいねー、これどうやったの?」
と、教えてもらい、真似てどんどん自分のものにしていく様子は、本当にイキイキしていました。
キャラクターや背景も変更して、各々が、自分だけの世界を作り上げました。
最後に、みんなで今日の感想を話し合って、授業は終了。
「むずかしかったけど、またやりたいです」
「自分で工夫できて一生懸命がんばれたと思います」
と、みんなホクホクの笑顔で話してくれました。
3学期のプログラミング授業サポートはこれで終了。
昨年夏の教員研修時に目標とした
「3学期中にすべての学年で、プログラミング授業実施を!」を、みごと達成されました。
来年度、そして2020年度のプログラミング教育必修化にむけて、大きな1歩になったと思います。
先生方、授業に参加してくれた子ども達、本当にありがとうございました。